大江戸博物館より楽しいかも!?

 清澄白河、と言うと「男女七人夏物語」でさんまと大竹しのぶが住んでると設定されたマンションがあったり、大きな美術館があったりとそこそこ見るべきものもある。




一つ忘れがちなのが「深川江戸資料館」という硬い名前の施設だ。


基本は江東区の区役所の支所として住民票や印鑑登録などを受付けてくれる施設があり、その奥に謎の江戸資料館がある。


堅い名前とは裏腹の体育館ほどのスペースに江戸の町並みが再現されているその様子は圧巻だ。



時代劇の収録をしても全く違和感なくは仕上げられると思う。


隅田川沿いに今もある「佐賀」というまちの様子を再現した、と言うけどそんなものがわかるはずないよね。どうでもいい。


一時間で一日を再現するように照明が効果的に使われ、屋根の上から猫の鳴き声も聞こえてくる。


長屋から始まり、八百屋などのお店があって船宿があり、船宿の先には川(隅田川だ!)も流れていて、船着き場もある。長屋の裏には物干しにふんどしが干されていたり、とリアルだ。


川のそばにはちょっとした広場があり、蕎麦屋と寿司屋の屋台がある。


映画の世界に飛び込もう、がユーエスジェーのキャッチコピーだが、ここは落語の世界に飛び込もう!だ。


長屋から熊さんがひょっこり出てきて大家と喧嘩を始めそうな雰囲気だ。


この街並みの隣には小劇場という名の300人収容のホールがあり、落語会とか開かれているようだが、江戸の町並みの広場で落語会とかやると見てる方も盛り上がるよね。


和服縛りとかにしたりしたらもっと盛り上がるのでは?


落語の世界に飛び込もう!だよそれこそ。




 


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