唐揚げは基本に帰れ


鳥のからげは、国民的な人気メニューである。

健康のために、揚げないから揚げ粉まで発売されている。

昨今は九州系や独立系の唐揚げ単品のお店も東京で増殖している。

特徴は、ざっくり言えばにんにく。
タレと呼ぶべき、ドロッとしたにんにく味のソースに浸った唐揚げである。

大体、にんにくを使えば、何でもうまくなるのである
どうも、大蒜に騙されているような気持ちでいた。

(一方で北海道の生姜中心のザンギというのも
美味しいのだが、まぁ普通、という感じだった)

そこに登場したのが、溜池山王にある、
雛どりというお店である。
(食べログ)

ここの唐揚げは生姜でも大蒜でもなく、
味付けは塩コショウがベースである。

この胡椒の風味と、柔らかいお肉、上がり具合、食べごたえある量、
どれを取っても
ただ一言、GREAT!

おみせのおばさんは威勢がいい。

やれ、
傘を持ち込むな、
コートはかけて、
相席になるかもだから詰めて・・・・

でも全然嫌な感じのない威勢のよい心地良い小言。

ストレート勝負の唐揚げ、
その大胆な勝負の仕方が、
素朴なんだけど、力強い魅力を感じさせられたのでR。

夜は焼き鳥屋サンですが、
こっちも行ってみたい!