聞きたいあの曲がネット上でこんなことに。

美空ひばりさんがテレビのインタビューで
「お客さんがコンサートで納得するように歌うの大変なの」
的なことを言っていた

これは、レコーディングしたまんまにコンサートでも歌わないといけない、
という趣旨で、インタビュワーが「全く同じですか?」との問に
全く同じです、とキリッと答えたいた姿が印象的だった。

一方、中島みゆきさん。
今年のNHKの番組で、
レコーディングした後に、違う感じで歌っておけばよかった、
と思うことがあり、それをコンサートでやると、客がCDと違う、
と思われる恐れがあるので出来ない。
と語っていた。

日本を代表するロングランシンガーは、
CDで録音した通りにコンサートで歌う、というポリシー。

興味深い。

AppleMusicやアイチューンズなど、
音楽を
CDというパッケージではなく、
好きな曲だけDLする、
もしくは月額課金、
という世界が始まって何に私はムカついているのか、といえば

・80年代、90年代にヒット曲を出した
・比較的一発屋

の歌手の曲が
「(題名)2015」的になっているケースが多い。
「かもめが翔んだ日2015」的な。例えばですよ、例えば。
2015年に録音しなおしたバージョン、ということで

・過剰なアレンジ
・わざと歌を伴奏からずらす
・異常なまでの熱唱
・声は全盛期から後退
という特徴がある。

わざわざ検索までして曲をさがしているのは
上記のように独りよがりに変形させられた曲ではなく
当時聞いていたのを素直に聞きたいだけなのだが。

多分、オリジナルはCDで買ってほしく
一発屋の虎の子のあのヒット曲を
悪徳Appleの手数料の中でDLさせるものか!
と思ってるのではないかと勝手に想像するわけだが
まぁ検索すると出まくる「オルゴールVER」よりはいいけど、
この辺りが最近はもっぱら残念で仕方なく、涙しているのである。

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