愛・地球博と「ZONE」

去年の10月に偶然ネットで「服部克久生誕80周年記念コンサート」の案内を見つけ、
速攻でチケットを入手し、見に行った。

出演者は
五木ひろし
 岩崎宏美
 大黒摩季
 荻野目洋子
 サーカス
 さだまさし
 佐藤竹善
 サラ・オレイン
 白鳥英美子
 Chage 
 平原綾香
 堀内孝雄
 南こうせつ 
 渡辺真知子
 渡辺美里

というすざましい顔ぶれ。詳細は別エントリーであげるとして
オーラスで「FriendsLoveBelievingぬくもりをありがとう」という歌が歌われた。

メンバー全員がWe are the worldよろしく、次々に歌い継いでいくのだけど、初めて聞き、詞、曲、編曲全ていい感じで凄く気になった。
作詞は湯川れい子さん


ピアノの前奏から佐藤竹善さんが歌い始め、最後はフルオーケストラの演奏と全員の歌で大盛り上がりで終わるのだが、このような形態だと、それぞれの歌手の歌い方の味わいが感じられる。

このメンバーで言えば、五木ひろしさん、さだまさしさん、堀内孝雄さん、佐藤竹善さんのパートが際立ってよく聞こえた。


ぐぐってみると、服部克久さんのライフワーク、アルバム「音楽畑17」に収録されているとのことでAmazonで速攻発注

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服部さんの音楽生活40周年を祝い、山下達郎さんが発起人になり、制作された、ということでCD版でこの歌をうたっているのは

EPO、大友康平(HOUND DOG)、大橋純子、サーカス、財津和夫、さだまさし、佐藤竹善、THE ALFEE、竹内まりや、谷村新司、中村耕一(JAYWALK)、松崎しげる、マリーン、南こうせつ、森山良子、山下達郎、ル・クプル、渡辺真知子

という、これまた40歳以上にはたまらん顔ぶれ!
この手のアルバムには参加しないという山下達郎さんと竹内まりやさんが、
他の歌手に比べて多めに歌ってるのは発起人からなのか?



TBSの「ZONE」という番組のエンディングで使われていたそうなのだが
どの部分が使われていたのか、さぞかし使いにくかったと思うがw
まぁそこは日音の影がなんか見えてくる・・・

で、動画を探してみると、
愛知県で行われた愛・地球博でのパフォーマンスが2つ出てきた

一つ目は
谷村新司、森山良子、夏川りみ、松浦亜弥バージョン、

そして、閉幕式での
松浦亜弥、竹下景子、神木隆之介バージョン
(竹下、神木はセリフ担当なんだけど)

こちらは、皇太子殿下、小泉純一郎総理も他のお客さんと
一緒に振りをやってるのが微笑ましい。

結局、この短い時期に4バージョンを聞いたわけだが、
ここで疑問が一つ。

CD版以外は、全てオーケストラがバックをつとめ、
「ザッツ服部サウンド」というアレンジがされているのだが、
何故かCD版では非常に抑えたアレンジになっていて、
ストリングスや管楽器などはなく、
ドラム、ベース、ピアノ、ギター、といった感じの出汁のようなアレンジなのだ。

「ひょっとして編曲者が違うのか?」と見てみればそこには服部克久のクレジット。
なんでなんでしょうねぇ。

強いて言えば、CD版ではサーカスなのか、はたまたほかの歌い手の方なのか、
コーラスが厚めにフィーチャーされている感じ。

まぁこれだけの歌手が集まって歌うわけなんで、
歌をメインにアレンジは控えめに、ってことなのか、
地球博バージョンではいずれも何も知らずに聞いただけでも、
あ、服部さんの編曲ね、ってわかる感じなだけに、少し残念