花盗人は罪です。

 今日僕は近所の空き地の水仙を盗んだ。花盗人である、と書くとなんか風流な感じすらしてくる。花盗人と言う言葉は狂言で、人の家の桜を盗んだ人が花の下に縛られたものの風流な歌を読んで許された、ということである。罪を許してあげるしかないという積極的な無罪本免ではなく、罪はあるものの、仕方ないよな、という判断ということだ

https://youtu.be/UWIBwpqolH8

花盗人というと、ポプコンで明日香という歌手が歌って評価された。この曲のみで聞かなくなって調べたら、その後ガンでなくなった、とのことで、ややびっくり。ポプコン自体がなんか万国びっくりショーみたいなもんで、声がやたら高いボーカルとか、同じ言葉を繰り返すだけとか、やたらハスキーなボーカルや完全無欠のロックンローラーなど、ポプコン自体が、何をしたいのかよくわからなくなり、関心もなくなったが、明日香のこの歌は、好きだった。きれいな日本語の歌詞に、音大でピアノを学んだ明日香の演奏が良かった。歌詞も少し古めかしい感じで新鮮だった。アレンジは青木望さんという古典派とも言うべき、姿勢の良いアレンジで、文句のつけようがない。

アップルミュージックには、無かったが、ユーチューブで聞くことができた。

うーん、あの頃と同じような満足感。

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