今朝の折り込みは今の日本を象徴する様子だった。
「ツルハ」が新聞を開いたサイズと同じ巨大な広告を出し、「ウエルシア」も食料品や日用品メインの広告を出し、石川県出身の「薬の青木」は野菜の写真を全面に出したスパーも見間違う商品推しで売り出しを告知していた。
ドラックストア全面戦争だ。
武器は、ツルハはツルハポイント5倍に、楽天ポイント同時付与。
ウエルシアはTポイントにWAONポイントにウエルシアポイントも付く大サービス。
青木も自社ポイントが付くとお客さんの囲い込みに熱心だ。
今やドラックストア=薬だけじゃない。
シャンプー、洗剤、入浴剤などから冷凍食品、ジュース、アルコール、野菜、肉、お菓子なども扱い、スーパーと競合しそうな勢いである。
そして一つの街に複数が店を出して、競い合ってる状況が今で、やがて淘汰が進んでいくのであろう。
ドラックストアが戦っている間に、地元のスーパーが客を奪われないか心配である。
有吉のテレビ番組でも紹介されたらしい、潰れそうで潰れない店の地元スーパーはいわき市をメインに運営されている。自社ポイントが付くだけの閉じられたポイント戦略で、ついこの前まで、なんとかpayにも未対応だった。
まさかドラックストアがライバルになるとは思っていなかっただろうな。
なにせ戦う相手はナショナルチェーン。
仕入れ量も全然違うから、安くするのも限界がありそう。
何よりドラックストアは薬で儲けて、食品で客を集めるなんて言われているほどだ。潰れそうで潰れない店が潰れると結構大変なことになりそう。