サイモンが審査員をするオーディション番組が好きなんだけど、その理由がこんな場面との出会いがあるから。
目に涙が浮かんだとかではなく、号泣、慟哭してしまった。
審査員もお客さんも、この挑戦者もその家族も司会者も劇場の空気が素晴らしすぎる。
善意しかない番組の、その瞬間を見てると泣けてきた。
この挑戦者が、目が見えないとか自閉症とかは関係ない。
ソフトな確実な歌声を聞いただけで、もっと聞きたくなった。
この人を養子に採った両親がゲイカップル、というのも日本では見れないアメリカの偉大なところ。
日本でもこの番組の日本版が放送されているらしいけど、イギリス版とアメリカ版をユーチューブで見てるだけで大満足。自民党政権では見れないもので溢れていて素敵だった。