巨匠木村好夫さん

 「木村好夫」さんと言ってピンとくる人は少ないでしょうね。


もともとジャズギターリストでその後演歌の作曲家/ギターリストでした。


五木ひろしの「しあわせさがして」の作曲とイントロの印象的なギター演奏は多分木村さんでしょう。


いろんな人のレコーディングに参加してると、いろいろ気がつくんでしょうね、一流のミュージシャンにこだわる服部克久さんが出逢って、自分のアルバムでギターを弾いてもらってます。


その作品が、20作以上のシリーズになった

1作目「音楽畑」の中の「音楽畑Champs de la Musique」という曲です。


すごい好きな曲なんですよね。秋の夕暮れを彷彿させます。夏の夕暮れでもいいし、桜にも合いそうだし、雪が降っても似合うんだけど。



MBSラジオの「角淳一のおとなの駄菓子屋」という番組に服部克久さんがゲスト出演した時、このレコーディングの逸話について語っています。一発でオッケーだったそうです。


木村さんはその後お亡くなりになり、服部さんも亡くなりました。


服部克久さんの追悼コンサートでフルオーケストラでこの曲が演奏された模様が東京FMで放送されました。


木村さんの代わりに渡辺香津美さんがギターを弾かれてましたが、僕は素直な木村さんのほうが好きでした。クセがないと言うか。


最近、なぜかアップルミュージックに「木村好夫」さんがレコメンドされてきて、見てみたら日本の演歌やニューミュージックをギターでオーケストラと奏でてました。


普段演歌なんか聞かないのになぜかフルで聴いて満たされた気持ちになりました。さすが服部克久さんが認めた人。


そしたらギター以外のアコーディオン、大正琴などがレコメンドされるようになり、少し困ってます…😆


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