forever mineの美しさ

 凄い発見してしまった。


山下達郎の「forever mine」なんだけど、

ピアノとストリングスしか基本演奏してない。



それなのにあの分厚いサウンドはなんだろう?とじっくり聞いてみると…



ストリングスは「ロンドンセッションオーケストラ」という大人数のストリングスグループで世界的な録音にも数多く参加しているらしい。


そんなストリングスの高い音から低い音までが綺麗に響き合うことで、重厚なサウンドが作り出されているのだろう。勿論ピアノも印象的なんだけど。ボーカルもね。



2番が始まるとバイオリンソロが対旋律を奏で始めるんだけど、この対旋律がいつの間にか途中から(多分)チェロに変わるのが美しい。


ポップスで対旋律をチェロが奏でるなんて考えられる?


勿論弦の編曲は服部克久さん。




でもなんか全体的に服部さんの芸風ではないんだよなぁ〜。前半では8分音符で奏でられてたメロディーが後半には倍の速さになっていくのも美しいです。(服部さんぽくないけど)


服部克久さんが亡くなったニュースが伝えられて山下達郎のFMの番組では1時間山下達郎、竹内まりやの服部克久さんが関わった曲が紹介されたが、一番最後に紹介された曲がこの曲だった


なんでこの曲なんだろう?と当時は少し疑問に思ったが、なるほど、曲の構成やストリングスの果たした役割を考えると当然のように感じた。


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