ノマドな東京マラソンの清々しさ。

珍しく東京マラソンをテレビで観戦してしまった。

途中でテレビをOFFに出来なかったのは
NON実業団の選手の活躍。

テレビでもよく取り上げられている学校の職員の川内選手、
そして、今回はじめてしったのがどこにも属していない藤原新選手。

藤原は、かつてJR東日本に所属していたが、やめて
その後所属した会社が経営上の問題ということで契約を打ち切り
今はマラソンだけで生活しているという。

これ以外の選手が、日本を代表する会社のロゴを付けて
仕事もほどほどで、練習に集中できるなか、
川内選手にはフルタイムの仕事、
藤原選手は練習時間はあっても、生活の不安があるはずだ。

そんな藤原の劇的な2位の喜び、
残念な結果になってしまったかもしれない川内。

それぞれにそれぞれの思いを想像してみたりするのだが、
ふと目を自分の周りに向けてみると
大企業をやめて起業し、ノマドとか新しいスタイルで生きている人と重なってくる。

実業団の企業お抱えがNGで
個人、フリーがOK、
という単純な結論には、違和感があるが
何れにしてもしなやかで強い個人が、
結果を出している、という清々しさを藤原選手に感じた。

いろんな意味で刺激があった東京マラソン、
人生はよくマラソンに例えられるが、学ぶ事があった。