薬師丸ひろ子のセーラー服と機関銃がヒットした時、来生たかおという名前を初めて知って同じ歌を歌ってると知り、興味津々でアルバムをレンタルレコード屋さんで借りてきた。
良かった。「夢の途中」も良かったけど、僕的には「ため息春秋」と「おだやかな構図」という曲にはまった。
「ため息」は毎朝バス停で見かける男の人と同じ職場で働く女の人が主人公の歌、見かけるけどすれ違いって感じかな、
おだやかな構図は夜静かに本を読む相方の姿を見た人がその穏やかな美しさを歌にしたもの
ほんとのしあわせってこういうことだろうな、と思わせる歌。
アップルミュージックで検索して聞こうとしたら、同じタイトルで山口百恵と言うのが出てきた。
まさかと思って聞いてみたら同じ曲だった。
なるほど、この曲は山口百恵用に来生兄弟が書いて、後に自分のアルバムには収めたのか!
山口百恵というと秋桜、いい日旅立ちが引退に際してクローズアップされたが、こんないい曲もあったのね。来生たかおが歌うバージョンの方が好きだけど。
来生というと、ところでノルウェイの森に出てくる来生くんを思い出すのは僕だけ?
来生たかおと来生えつこ兄弟って印象的な曲を歌手に沢山提供してて驚くレベル。
古いところではしばたはつみの「マイラグジュアリーナイト」とか中森明菜のセカンド・ラブ、南野陽子の楽園のドアなどなど。
🍎のプレイリストにあり〼
来生たかおのアルバムを開くと一覧で表示される歌のタイトルはまるで短編小説のタイトルみたいな趣深い言葉であふれている。
そこに独特の来生メロディが乗って癖になるのよね。
薬師丸ひろ子をきっかけにした穏やかなお付き合いが続くのも当然だと思う。
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