インターネットの時代に生きてて良かった。

 ミシェル・ルグラン音楽の「シェルブールの雨傘」という映画は見たことがない。


でも、この前YouTubeで「渡鬼 羽田健太郎」で検索した名残か?物凄いものを発見してしまった。


シェルブールの雨傘の作曲家と羽田健太郎とオーケストラの共演。


題名のない音楽会と推測するがこれは凄い!ただただ凄い。


なにかに取り憑かれたようなハネケンのピアノに、この日本人なかなかやるな、的に自らも盛り上がっていく作曲者。


演奏終わりに瞬時に「ブラボー」と声がかかるのもわかる気がする。


こんなすごいものをただで見れたお客さんが羨ましい。まぁそれが本当のテレビの役割だよね。



で、この二人は別の共演の機会がありました。


出典は不明なのだけど、一説には服部克久司会のNHKの番組説。


まぁ、服部さんとミッシェルさんはコンセルヴァトワールの同窓だし、何度もハネケンとは仕事してるからその説は納得しやすい。


こちらは一転ジャズバージョン。

これもすごい。


同じ頃に両氏ともお亡くなりになってしまったので、この映像は宝ですね。




これがNHKの倉庫で眠ってていて、幸運にも録画した人だけが楽しめる世の中から、録画した人の好意で世界中の人が楽しめる凄さよ。


インターネットの時代に生きてて良かった。